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オンラインレッスンで効率よく英会話を学ぶコツ
Hi, everyone!Julie先生です。
英語のレッスンがオンラインで当たり前に受けることができる世の中になってきました。わざわざスクールまで足を運ばなくても自宅ででき、すきま時間にできるので、とても便利ですね。
しかし、「オンラインレッスンではあまり上手に話せない」という人も、少なからずいらっしゃるようです。私も何人もの生徒さんに、「スクールでレッスンを受けるとまあまあ話せるのに、オンラインだとなぜかうまく話せない」などとお聞きします。
私も実際のところ、資格や受験対策のレッスンでは、オンラインでもオフライン(通学)でも、効率に大差なくレッスンができますし、発音のレッスンにいたっては、口や舌をしっかりと見せることができるので、オンラインの方が効率が良いと感じています。一方、英会話のレッスンとなると、オンラインでできなくはないのですが、できない部分も出てくるため、レッスン効率は多少落ちると感じています。
つまり、英会話を最短で学びたいのであれば、スクールに通ってもらった方が成果が出やすいだろうと。とはいえ、スクールまで通うとなるとお金も時間もかかるし、できれば手軽にレッスンを受けたい!そういう方は、多いですよね。
そんなあなたに、本日は、英会話のオンラインレッスンを受けるときに気をつけておくと、もしかしたら効率があがるかもしれないよ!というちょっとしたコツを、英会話講師の目線でお話していきます。
目次
- ○ オンラインレッスンがうまくいくための定番の対策
- ・ヘッドセットを用意する
- ・教材を手元に用意する
- ・予習しておく
- ・自習学習を怠らない
- ○ うまくいかない原因とマニアックな対策の紹介
- ・原因1)実は先生は、生徒側の手元が見えない
- ・原因2)実はオンラインレッスンでは、説明することが多くなる
- ・原因3)実は、画面上でずっと自分の顔を見てると、緊張して話せなくなる
- ○ 最後に
オンラインレッスンがうまくいくための定番の対策
ヘッドセットを用意する
オンラインレッスンでヘッドセットを用意すると、先生の声がクリアに聞こえ、また自分の声も先生によく聞こえるので、ヘッドセットがない時と比べて、圧倒的に会話がしやすくなります。"Perdon me?"や”Could you please say that again?"などといちいち聞きなおす必要がなくなるので、レッスン効率が上がります。
なお、ヘッドセットは有線の安いもので十分です。無線のものを購入するのであれば、音声が途切れない、ある程度値段がするものの方が安心ですね。また最近は骨伝導のヘッドセットもあり、長時間装着する場合は、骨伝導のものの方が楽かもしれません。
教材を手元に用意する
オンラインスクールでは、レッスン中に画面で教材を見せてくれるので、教材は購入しなくても良い、と言われるところがあります。しかし、もしオフラインレッスン(通学スタイル)と同じ程度の英語の上達を求めるなら、やはり紙の教材を常に手元においておく方が、学習効率は上がります。
オンライン教材を見せてくれるなら、印刷できるか確認しましょう。できない場合でも、市販の教材があるのであれば、教材を購入されることをおすすめします。
予習しておく
今日は何をするかを、先に知っておくと、当然ながら学習効率が上がります。何をするのかがわからない状況で、先生に一度説明されてもわからない場合は、それがわかるまで何度も説明してもらう時間が必要になり、時間を有効に使えませんね。
しかし、英会話レッスンに関してはそれだけでなく、予習しておくことによって自信と安心が得られます。自信と安心が得られている状況なら、予習をしていない時に比べて多くのことをよりスムーズに話すことができるはずです。お試しください。
自習学習を怠らない
英語の上達で必要なものは、間違いなく自習学習です。レッスンは自分の学習ペースを作ってくれ、わからないところを教えてくれるところであり、英会話を習い始めたからといって、自動的に上達するものではありません。自習学習をした分だけ上達すると思ってください。
と、ここまでは定番の対策をお伝えしました。それでは、ここからは、英会話講師目線でのマイアック対策にいきましょう!
うまくいかない原因とマニアックな対策の紹介
「定番の対策はしている。だけどオンラインレッスンをうまく受けることができない」という方、まだまだできることがありますよ。ここからは英会話講師目線で、マニアックな対策のご紹介をします。どうしてできないのかその原因を考えながら、ひとつひとつ対策していきましょう!
原因1)実は先生は、生徒側の手元が見えない
オフラインレッスン(通学スタイル)と違い、オンラインレッスンでは、先生は生徒側の手元が見えません。ですので、生徒がわからなくて手がとまってしまっていても、誤って違う部分を取り組んでいても、先生がそれに気づくことはできません。だいぶ時間がたってから、はじめて気づくということもあるのです。
そこで、少しでも疑問があったりやっていることがわからなくなってしまった場合は、カメラに向かって"Sorry, I don't know.”と、わからないアピールをしましょう。また、違うところに取り組む前に、"I'll start question 3 now.”(今から3番をやります)”Which question?"(何番ですか?) ”What page?"(何ページですか?)などなど、なるべく口頭でも確認するようにしましょう。そんなにスラスラ英語を言えないという人は、教材の取り組む場所を指さし、それをカメラに向けて、"OK?"と言えば大丈夫です。
原因2)実はオンラインレッスンでは、説明することが多くなる
オンラインだと、先生はまわりの雰囲気から状況を把握するということなかなかできません。となると、どうしても生徒の方が口頭で説明しなきゃいけないことが多くなります。そういうときのために、道具を用意しておきましょう。
自分が先生に口頭で説明するときには、わからない言葉が瞬時に調べられるよう、手元に電子辞書やオンライン辞書を用意しておくと便利です。また、口頭でどうしても説明できない場合は、紙に絵を描いたり表をかいたりして、それをカメラに見せれば解決することもあります。
口頭で説明するときと口頭以外で説明するときの道具をひととおりそろえておきましょう。
原因3)実は、画面上でずっと自分の顔を見てると、緊張して話せなくなる
もしかしたら自覚していない人もいるかも? 実は、自分の顔がずっと画面に映っていることで、うまく話せないという人も、案外多いと思われます。マンツーマンレッスンでは先生の顔しか見えない場合もあるでしょうが、グループレッスンだと全員の顔が見えることもあります。そこに自分のテンパっている顔がずっと見えていて、なんだか気恥ずかしかったり緊張する、というものです。
これは、人それぞれの感覚ではありますが、ちょっとした工夫で緩和されることもあります。例えば、
①外付けのカメラ
外付けのカメラを用意すれば、パソコンに内蔵しているカメラよりも、自分の顔色を明るく見せることができます。顔色がいい自分を見ることは気分がいいし、たとえテンパっていても、明るい顔の自分を見ることで、自分は今がんばっている、ととらえることもできるでしょう。(カメラに内蔵されているマイクは使わない方が良いです。ヘッドセットのマイクを使用してください。)また、
②ライト
リングライトなどの撮影用ライトを使用するのも、自分の顔色をより明るくはっきりと映すことができます。ライトだけでしたら2000円ちょっとくらいからありますから、それで自分の自信につながり、英語がよりスムーズに出てくるのであれば、試してみる価値はあると思います。
最後に
以上、英会話講師目線から見た、オンラインレッスン対策でした。少しはお役に立てたでしょうか。
みなさんのオンラインレッスンが、より楽しく見のあるレッスンになりますように♪
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